売買契約(不動産売買契約)

目次

不動産売買契約とは?|不動産基礎知識

不動産売買契約の意味

不動産売買契約とは、土地や建物などの不動産について、
「売主がその不動産を引き渡し、買主が代金を支払う」
という内容を法的に約束する契約のことです。

不動産取引は高額で、かつ人生に大きな影響を与えるため、
口約束ではなく、**書面(売買契約書)**を作成し、
内容を明確にしたうえで契約を締結します。


不動産売買契約のタイミング

一般的な流れは次のとおりです。

  1. 購入申込み(買付証明書の提出)
  2. 条件調整・住宅ローン事前審査
  3. 重要事項説明
  4. 不動産売買契約の締結
  5. 住宅ローン本申込み
  6. 決済・引渡し

売買契約は、「この物件をこの条件で必ず売買します」と
双方が正式に合意する重要な節目となります。


売買契約で取り決める主な内容

不動産売買契約書には、次のような事項が記載されます。

  • 売買代金
  • 手付金の金額と支払時期
  • 契約解除に関する条件
  • 引渡し日・決済日
  • 物件の表示(所在地・面積など)
  • 設備や付帯物の内容
  • 瑕疵(かし)・契約不適合責任
  • 住宅ローン特約の有無

一つひとつが将来のトラブルを防ぐための重要な条項です。


手付金とは?

売買契約時には、一般的に手付金を支払います。
相場は売買価格の5〜10%程度です。

手付金には以下の性質があります。

  • 買主:手付金を放棄すれば契約解除が可能
  • 売主:手付金の倍額を返還すれば解除が可能

※ただし、解除できる期限や条件は契約書で定められています。


住宅ローン特約とは?

住宅ローン特約とは、
「期限までに住宅ローンの承認が得られなかった場合、
契約を白紙解除できる」という特約です。

これがあることで、

  • ローンが否決 → 違約金なしで解約
  • 手付金も全額返還

となり、買主にとって非常に重要な条項です。


契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任)

引渡し後に、

  • 雨漏り
  • シロアリ被害
  • 給排水管の不具合

など、契約内容と異なる不具合が見つかった場合、
売主が一定期間、修補や損害賠償などの責任を負います。

中古物件では、
「免責」「期間短縮」など条件が付くことも多いため、
契約前の確認が非常に重要です。


売買契約で注意すべきポイント

不動産売買契約で特に注意したい点は次の通りです。

  • 契約解除条件が明確か
  • 住宅ローン特約の期限
  • 設備表・物件状況報告書の内容
  • 引渡しまでに誰が何を修繕するのか
  • 将来売却する際に不利にならない条件か

「よくわからないままサインする」のが
一番リスクの高い行為です。


まとめ

不動産売買契約は、
「買う」「売る」という意思を法的に確定させる非常に重要な契約です。

契約書の内容次第で、
将来の安心・資産価値・トラブルの有無が大きく変わります。

専門用語が多く難しく感じる場面こそ、
内容を正しく理解し、納得したうえで契約することが大切です。

不安や疑問がある場合は、
契約前に必ず不動産の専門家へ相談するようにしましょう。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次