永遠のテーマ〜購入vs賃貸〜

こんにちは!
竹輪式エージェントの竹輪です。

本日は住宅購入の時に出てくる永遠のテーマ〜購入vs賃貸〜についてです。
果たして、どちらの方が選択肢としてよいのか?
答えは、一人一人違うとなってしまうのですが、どのような視点で検討すればよいかまとめました。

ぜひご参考にしてください。

目次

購入と賃貸のメリット・デメリット

購入と賃貸のメリット・デメリットをまとめてみました。
購入のメリットは、資産を持てるということが一番大きいです。
賃貸のメリットは、ライフスタイルに合わせて引越しがしやすい点が大きいです。
この後に購入・賃貸に向いている人をまとめていますので、そちらも参考にしてください。

どちらにも一長一短はありますが、購入ができるのであれば購入する方がよいのかと考えます。

毎月同じ支払いだとすると、購入の方が物件のグレートもよくなりますし、広さも広くなります。
より暮らしやすい住まいを得ることができます。

なぜ同じ月々の支払いだと、購入の方が賃貸よりグレードがよくなり、広さが広くなるのでしょうか?

それは賃貸の中に賃貸経営をするにあたり「経費」や「利益」が含まれているので、純粋に物件に対して支払われる費用が少なくなるので、グレードと広さの面で差が出る形になります。

さらに、この毎月支払っている家賃は戻ってきません。掛け捨ての状態になります。

購入の場合は、支払っている元金分は自分の資産に対する支払いとなるので、最終的に資産が残る形になります。

資産価値が下がりにくい物件を選べば、この元金返済分が貯蓄されるようになります。



以前金融庁の老後2,000万円という話が取り上げられ話題となりましたが、寿命が伸びてきて、年金の額も少なくなってきている中で、老後の住居を用意するという面もあります。

もちろん購入にもデメリットがあります。
一番は環境が変わり引越しをしたい時や、収入が落ちて住宅ローンが払えなくなった時にすぐに動けません。
購入した物件の価格が大幅に落ちてしまった場合、身動きが取れなくなってしまうリスクがあります。

また災害が発生した時に物件に重大な毀損が起きてしまうと、資産がなくなってしまう。
物件を購入する時には、これらのリスクに対する備えをしないと、大きなダメージを負ってしまいます。

そのようなことがないように、竹輪式エージェントでは、資産価値にこだわって、住宅購入のサポートをしています。

購入と賃貸のコスト

実際に購入と賃貸のコスト事例を比較してみましょう。
40年住んだ場合の事例となります。

購入のコスト
  • 物件購入価格:5,000万円
  • 金利:1.5%
  • 借入期間:35年
  • ボーナス返済: なし

【購入の生涯コスト】
・購入時諸費用:250万円
・住宅ローン返済総額:約6,430万円
・管理費修繕費:3万円×12ヶ月×40年=1,440円
・固定資産税:12万円×40年=480万円
・住宅ローン控除減税:ー約350万円

購入の生涯コストTOTAL=8,250万円

賃貸のコスト
  • 10年毎にライフステージに合わせて引越し
  • 1年〜10年:子どもがまだ小さいので2LDK 15万円
  • 11年〜20年:子どもが大きくなって広い家4LDK 25万円
  • 21年〜30年:子どもが独立して2LDK15万円
  • 31年〜40年:夫婦2人で1LDKへ住み替え12万円

【賃貸の生涯コスト】
1年〜10年の家賃:1,800万円
11年〜20年の家賃:3,000万円
21年〜30年の家賃:1,800万円
31年〜40年の家賃:1,440万円
入居時の諸費用:家賃4ヶ月×4回=270万円
引越し費用:15万×4回=60万円
更新料(2年更新):家賃1ヶ月分×16回=270万円

賃貸の生涯コストTOTAL:8640万円

購入の生涯コストの方が低くなります。
今回35年の固定金利で計算しましたが、今は歴史的な低金利でもあるので、よりひくい金利を利用するとよりコストを抑えられます。

さらに忘れてはいけないのは、購入は資産が残るので、最終的に売却すると売却資金が手元に残ります。

40年後の価格維持率売却想定額仲介手数料手取り額売却を考慮した実質住居費
20%1,000万円36万円964万円7,286万円
40%2,000万円66万円1,934万円6,316万円
60%3,000万円96万円2,904万円5,346万円
80%4,000万円126万円3,874万円4,376万円

40年後に資産価値が大幅に落ちない物件を選ぶことで、住居費を大幅に抑えることができます。
40年経たなくても、途中で購入した時と同じ金額か価格を上昇したタイミングで売却すると、その都度売却資金が手元に残り資産を形成しながら住み替えていくことができます。

その点でも資産価値にこだわって物件を探していくことが大切になってきます。

竹輪式エージェントでは、購入後も購入した物件の資産ウォッチができるようサービスを用意しています。
このサービスを活用して、自分の資産がどれくらいで売り買いされているか購入後も確認することが大切です。

購入・賃貸に向いている人

  • 収入が安定していて貯蓄のある人
  • 資産形成の手段として不動産を活用したい人
  • 気に入った街に長く住みたい人

購入に向いている人は、このような人になります。
上記に当てはまらなくても、資産形成をする上では不動産を活用するには大きなメリットがあります。

  • ライフスタイルの変化を楽しみたい人
  • 社宅手当があって住居費を抑えれられる人
  • 収入が高く、家賃を経費として計上する人

賃貸に向いている人は、このような人になります。
注意しないといけないのは、老後の住居について計画しておく必要があります。
年を重ねてくると、借りられる物件が限定してきてしまい、借りにくくなります。
老後に備えて計画的に貯蓄、もしくは他の資産で運用が必要です。

資産価値の下がりにくい物件なら「購入」

資産価値の下がりにくい物件を選べるなら、迷わず「購入」をオススメします。
それぞれのライフステージによって状況は変わってくるかと思いますが、老後の住居の用意も含めて、購入できるなら早めに購入する方がよいでしょう。

家賃は出ていくだけの費用となってしまうので、資産が残るインパクトは大きいです。
賃貸に住むにしても、老後に備えて計画的に準備が必要になってきます。

いずれにせよ、どこかに住むのであれば、毎月支出となる住居費の掛け方でなく、資産価値が下がりにくい物件を持って、毎月の住居費が貯蓄となるような住み方をしていきましょう。

とくに金融緩和が続く今の状況は、住宅ローンの金利負担が小さいので、より購入に向いている環境といえます。

竹輪式エージェントでは!

竹輪式エージェントでは、資産価値にこだわった物件紹介をしております。
お客様のライフスタイルに合わせて、購入・賃貸両面を紹介できるハイブリットな対応ができます。

不動産業界は縦割りの仕組みとなっています。
売買の営業マンは、購入しか進めてきません。
賃貸の営業マンは、賃貸しか進めてきません。

それぞれの営業マンは、購入か賃貸どちらかが向いていたとしても、売買と賃貸では畑が違うため対応できないのです。
また、不動産会社に所属している営業マンは、ノルマがあり売買・賃貸両面と比較して提案すると時間が掛かってしまうため、じっくりと対応してくれません。

自分達が得意な領域で、自分達が売りたい(手数料がより高い)物件を進めてくるので要注意です。

竹輪式エージェントの強みは、購入・賃貸どちらも応対できて、フリーランスの不動産エージェントなので、お客さまに寄り添いじっくり応対できるというところです。

自分は購入?賃貸?どちらがよいのか、お気軽にご相談ください!

それではまた!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

たけわのアバター たけわ 竹輪不動産代表

コンサルティングを重視した『資産価値が落ちない」マンション選びを徹底サポート
・宅地建物取引士
・2級ファイナンシャル・プランニング技能士
・公認)不動産コンサルティングマスター

コメント

コメントする

目次