こんにちは!
資産価値にこだわる!竹輪式エージェントの竹輪です。
住宅購入を進めると物件の比較だけでなく、一緒に比較しないといけない「住宅ローン」。
物件の良し悪しを比較するだけでなく、この「住宅ローン」という金融商品を、きちんと選ぶことも、失敗しない住宅購入をする上での重要な要素となります。
物件探しを始めて、住宅ローンも比較し始めた、そこのあなた!
比較する材料として何を見て比較していますか?
住宅ローンを比較する時に、金利で比較する方が非常に多いです。
住宅ローンを比較する時に、他に検討することがあります。
金利+αの要素を含めて、住宅ローンを比較することを、竹輪式エージェントではオススメしています。
金利の他にどのような要素があるのかを、本日の記事ではお伝えしていきます。
それではどうぞ!
住宅ローンの比較するには金利だけじゃない!
住宅ローンを比較する時に、金利の比較はもちろん大切です。
金利の高い低い、固定金利にするか変動金利にするのか?
金利の他にも検討する要素は、あと2つあります。
- 団体信用生命保険
- 融資手数料or事務手数料
団体信用生命保険は、住宅ローンを組む時に加入する生命保険で、万が一融資を受けた本人が亡くなった場合、住宅ローンの残債が免除される保険です。
この団体信用生命保険は、各金融機関の保障内容が様々で、住宅購入時に生命保険を見直す人も多いですが、それはこの団体信用生命保険の保障と合わせて、他の生命保険を検討する形になります。
もう一つは融資手数料(事務手数料)です。
これは融資金額に対して、2.2%の手数料が発生します。
不動産購入時の諸費用の一部が融資手数料になります。
5,000万円の借入をすると、110万円の融資手数料が掛かるので、高額となります。
この融資手数料も、各金融機関の金額が変わってくるので、ここも比較する必要があります。
住宅ローンを比較する時に金利以外の要素まで含めて提案を受けることは少ないです。
それには、不動産屋さんの不都合な事実があります。
不動産屋さんの不都合な真実
不動産屋さんが住宅ローンの提案する時に、金利以外の団体信用生命保険や融資手数料(事務手数料)を含めて提案してこないのはなぜでしょか?
それは、住宅ローンの比較する時に金利以外の比較要素を入れると、複雑になりすぎて時間がかかってしまうからです。
多くの不動産屋さんは月の契約のノルマがあり、一つの取引をスムーズに進めていくように動きます。
そうすると、物件の比較の他に住宅ローンの比較まで加わると、顧客の意思決定に時間が掛かる可能性が高まるため、シンプルに金利での提案をすることで、自分たちが提携していて、融資の手続きをよく知っている金融機関の住宅ローンを紹介していくワケです。
住み替えのお客様に、今利用している住宅ローンを選んだ理由を聞くと、「不動産屋さんに勧められたから」という理由で、よく検討していない方を多く見受けます。
金利の選択ももちろん大切ですが、万が一何かあった時の保険として、団体信用生命保険を検討することや、最初の契約時の諸費用を抑えて、その分を引越し費用に回したりなどの工夫は必要ですね。
住宅ローンの比較する時に金利と他の団体信用生命保険・融資手数料(事務手数料)の比較は、一人一人の物件探しの状況によって変わってきます。
竹輪式エージェントでは、お客様のライフプランを元に最適なプランの提案を行なっています。
その1 団体信用生命保険の比較
まず金利と他の要素1「団体信用生命保険」の比較です。
比較する要素は大きく2つです。
①保障内容を確認する。
通常の団体信用生命保険は死亡保障になります。
亡くなったら住宅ローンの残債が免除になるというものですね。
最近の団体信用生命保険では、がん団信といって、がんになると住宅ローンの残債がなくなる保障です。
今や日本人の死因の第1位は「がん」です。
そのがんになった場合に住宅ローンの残債がなくなるというのは安心ですよね。
このがん団信も金融機関によってプランが様々です。
がんと診断されると適用になるか、がんと診断されて何日間以上入院したら適用されるといった、適用要件の違いのプラン。
がんと診断されると住宅ローンの残債の半額がなくなる保障、通称「がん団信50」とか言ったりします。
「がん団信50」があれば、「がん団信100」と言った残債が全額なくなるプランがあったりします。
金融機関によって、がん団信のプランに合わせて金利が上がる場合もあれば、通常の住宅ローンの金利の中にがん団信の保障を入れている金融機関もあります。
これ以外に三大疾病や八大疾病になると、残債が免除となるというものがあります。
死亡保障に+αの保障をつけることになるのですが、その場合は金利が0.2%〜0.3%上乗せするということになります。
保険になるので、金利が上がった分を資金計画の中で、どこまで保障をつけるか検討していきます。
②年齢で変わってくる。
がん団信に入るには、多くの金融機関は51歳までという年齢制限を設けている金融機関が多いです。
金融機関によっては、55歳までOKという金融機関もあるので、40代後半の方が住み替えをする時は、この年齢の部分を見て検討していきます。
このように団体信用生命保険の保障内容は、金融機関によって変わってくるので、金利と合わせて比較するコトをオススメしています。
その2 融資手数料or事務手数料は意外と高額
金利の他の要素、その2として融資手数料(事務手数料)があります。
金融機関によって、保証料とか、融資手数料、事務手数料と名称が違ってきます。
これは、各金融機関毎に融資をする際の費用に対する考え方の違いが、名称に反映されています。
住宅購入時の諸費用の項目の一つにこの融資手数料があります。
借入金額の2.2%という金融機関が多いので、かなり高額になります。
なるべく諸費用を抑えたり、住む年数が短く住み替えを検討している方は、融資手数料or事務手数料の面も十分比較する必要があります。
融資手数料が低い金融機関例です。
楽天銀行 | 一律 330,000円 |
ソニー銀行 | 一律 44,000円 |
といった金融機関のプランがあります。
注意点としては、融資手数料が抑えられるプランは、金利が少し上がる傾向にあるので、月々の返済とのバランスを見ていく必要があります。
住宅ローンを組む時に金利とその他に融資手数料or事務手数料も合わせて検討していきましょう。
まとめ
竹輪式エージェントでは、物件情報と合わせて、住宅ローンの比較の部分でも、お客様の状況に合わせて、最適なプランを提案しています。
住宅ローンが低金利だと聞くと、どうしても金利の面での比較になってしまいますが、他に団体信用生命保険や融資手数料といった比較材料があるコトを知っておくと、よりよい選択ができるようになりますよ。
住宅の購入について、不明な点があればお気軽にご相談ください。
それではまた!
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